日本語学科の紹介

日本語進学２年コース学習期間／２年［入学時期４月］

日本語進学１年６ヶ月コース学習期間／１年６ヶ月［入学時期10月］

授業時間	週５日（月～金）
授業時間	午前クラス［2年次］／9：00～12：30 午後クラス［1年次］／13：20～16：50

日本の大学、大学院または専門学校へ進学することを目的とした最長２年の日本語コースです。総合的な日本語能力を身に付けるためのコースで、日本語の読む、書く、話す、聞くという４技能を全般的に伸ばしながら、フィールドワーク、研究発表やスピーチ練習までも行っていきます。進学のための各種試験（日本留学試験、日本語能力試験等）の対策や面接指導等の入学試験対策も行います。日本語能力試験 N２合格レベルを目指します。

介護進学コース学習期間／1年［入学時期４月］

授業時間	週５日（月～金）
授業時間	午前クラス／9：00～12：30

トリニティカレッジ出雲医療福祉専門学校、またはトリニティカレッジ広島医療福祉専門学校の介護福祉学科（２年）へ進学することを目的とした１年の日本語コースです。書く、話す、聞くという４技能をバランスよく総合的に習得するとともに、福祉現場で必要な会話力に力をいれて日本語を習得していきます。また、介護福祉学科へ進学した際に戸惑うことのないよう、高齢者や障がい者施設の見学、福祉用語（法律を含む）の準備学習を行い、年に数回、実際に介護福祉学科の授業も体験します。介護職員初任者研修を取得するとともに、日本語能力試験 N２合格レベルを目指し、進学後は国家資格介護福祉士をとり、在留資格「介護」をもって日本での就職をすることを目標とします。

日本語能力試験（JLPT）と日本留学試験（EJU）の違い

日本語能力試験（JLPT）は一般的な日本語能力の測定を目的とし毎年７月と12月に実施されます。日本語能力試験は、専門学校・大学・大学院へ進学する人、日本で仕事をしたい人、国へ帰って日本語を使って仕事をしたい人、全ての人にとって「自分の日本語力を証明するため」に最適な試験です。これに対し日本留学試験（EJU）は、日本の大学等での勉強に対応できる日本語力の測定を目的とし、毎年6月と11月の年２回実施されます。大学学部の入学試験においては、国立大学法人の95％、公立大学の65％が、日本留学試験の受験を義務づけています。私立大学でも44％が日本留学試験の受験を必要としています。試験問題の構成としては、EJUには記述問題がありますが、JLPTには記述問題はありません。逆に、JLPTには言語知識（文字・語彙・文法）を問う問題がありますが、EJUには言語知識を直接問う問題はありません。また、読解、聴解・聴読解（JLPTでは聴解）といった、二つの試験で出題形式が共通する部分についても、それぞれの試験でそれぞれの目的に合った問題が出題されます。

時間割例

カリキュラム

※カリキュラムは変更の可能性があります。

5月
	1年目	2年目
4月	初級Ⅰ（3ヶ月）日常的な場面での挨拶や簡単な会話ができる。ひらがな、カタカナの読み書きができる。 ●［漢字］ 150字程度 ●［語彙］ 1,000語程度 ●［作文］ 200字程度 ●［読解］ 200字程度 ●日本語能力試験 N5 相当介護進学コース高齢者施設、障がい者施設を見学することで、介護福祉士の業務を理解する	中級Ⅲ（3ヶ月）一般的な話題や抽象的な事柄について、文書を読む事、聞いて理解することができる。 ●［漢字］ 850字程度 ●［語彙］ 6,000語程度 ●［作文］ 400字程度（小論文） ●日本語能力試験N2相当
6月
7月	初級Ⅱ（3ヶ月）日常的な場面での簡単な会話ができる。 ●［漢字］ 300字程度 ●［語彙］ 2,000語程度 ●［作文］ 400字程度 ●［読解］ 300字程度 ●日本語能力試験N4相当介護進学コース福祉用語Ⅰ	上級Ⅰ（3ヶ月）新聞記事や簡単な評論を読むこと、ニュースを聞いて要旨を理解することができる。 ●［漢字］ 1,000字程度 ●［語彙］ 8,000語程度 ●［作文］ 600字程度（小論文） ●日本語能力試験N1相当
8月
9月
10月	中級Ⅰ（3ヶ月）日常的な場面でのやや自然な速度に近い会話能力や中級に近い読解能力を養う。 ●［漢字］ 450字程度 ●［語彙］ 2,500語程度 ●［作文］ 600字程度 ●［読解］ 600字程度 ●日本語能力試験N3相当介護進学コース福祉用語Ⅱ 介護基礎技術Ⅰ	上級Ⅱ（3ヶ月）幅広い話題について書かれた新聞記事や評論を読むこと、自然なスピードのまとまりある会話やニュースを聞いて要旨を把握し、自分の考えを述べることができる。 ●［漢字］ 1,500字程度 ●［語彙］ 10,000語程度 ●［作文］ 1,000字程度（小論文） ●日本語能力試験N1相当
11月
12月
1月	中級Ⅱ（3ヶ月）一般的な話題や抽象的な事柄について、簡単な文書を読む事、聞いて理解することができる。文章の構成を意識し、自分の考えを述べたり、物事を説明したりできる。 ●［漢字］ 750字程度 ●［語彙］ 3,500語程度 ●［作文］ 800字程度 ●日本語能力試験N2相当介護進学コース福祉用語Ⅲ 介護基礎技術Ⅱ	上級Ⅲ（3ヶ月）幅広い話題について書かれた新聞記事や評論を読むこと、自然なスピードのまとまりある会話やニュースを聞いて十分に理解でき、自分の考えを述べることができる。ネイティブに近い会話ができ、論理的な文章が書ける。 ●［漢字］ 2,000字程度 ●［語彙］専門分野の語彙や表現を理解 ●日本語能力試験N1相当
2月
3月

学費

日本語進学２年コース

年次	選考料	入学金	前期授業料	後期授業料	年間納入総額	納入金総額	教材費・保険料
1年	15,000円	100,000円	350,000円	350,000円	815,000円	1,515,000円	50,000円
2年	─	─	350,000円	350,000円	700,000円	1,515,000円	50,000円

日本語進学1年6ヶ月コース

年次	選考料	入学金	前期授業料	後期授業料	納入金総額	年間納入総額	教材費・保険料
1年	15,000円	100,000円	350,000円	350,000円	815,000円	1,165,000円	50,000円
2年	─	─	350,000円	─	350,000円	1,165,000円	25,000円

介護進学コース

年次	選考料	入学金	前期授業料	後期授業料	納入金総額	教材費・保険料
1年	15,000円	100,000円	350,000円	350,000円	815,000円	50,000円

※金額は全て税込みです。　※教科書、教材、行事費等、各種資格試験検定料は実費負担となります。　※通学や実習にかかる交通費等は実費負担となります。

出願資格

①年齢が18歳以上であること
②外国において12年間の学校教育を受けていること。また、最終学校卒業後5年以内の者（30歳以下）
③在学期間中の学費及び生活費用を支弁する十分な資産等を有する者
④留学の目的及び卒業後の進路が明確であること
⑤本校以外の日本語教育施設から在留資格｢留学｣の申請をして、不交付歴がないこと。

日本語進学2年コース 日本語進学1年6ヶ月コース: 日本語能力試験Ｎ５相当以上の日本語能力を有する者、または１５０時間以上の日本語学習歴を有し、公的な日本語能力試験の結果通知等で証明できる者。

介護進学コース: 日本語能力試験Ｎ３相当以上の日本語能力を有する者

奨学金

独立行政法人日本学生支援機構私費外国人留学生学習奨励費

募集人数	数名（独立行政法人日本学生支援機構の定めにより、年度により異なる。）
応募資格	学業、人物ともに優れ、経済的理由により修学が困難である者
支給金額	月額30,000円（日本語学科）　月額48,000円（介護福祉学科）
支給期間	1年間
応募方法	入学後に説明会を実施し、書類選考を行います。
採用決定	6月中旬

財団法人共立国際交流奨学財団による奨学金

名称	共立国際交流奨学財団奨学金	共立メンテナンス奨学基金奨学金
対象学科	介護福祉学科	日本語学科・介護福祉学科
募集人員	15名 ※学校種別で1名	35名 ※学校種別で1名
応募資格	アジア諸国の国籍を持ち、成績・出席ともに優秀の学生
支給金額	月額100,000円	月額60,000円
支給期間	2年間	1年間
採用決定	3月中旬

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